人工甘味料のアスパルテームが、WHO（世界保健機関）によって発がん性がある可能性のある物質に分類されることになりました。
人工甘味料については、以前から有害性が指摘されていましたが、明確なエビデンスがなく、害があるかどうかわからないというのが実際のところでした。
今回、アスパルテームについて明確に発がん性があると認定されたわけではなく、発がん性がある可能性があるとするものです。
日本でも様々な食品や食品以外の製品にも使用されています。
名前は同じ人工甘味料のアセスルファムと似ていますが、外国語表記の違いではなく、別の物質です。
元々人工甘味料は微量でも甘みを感じられるものが多いため、使用されている量も微量なので、あまり問題視されないのかもしれません。
あまりにも多くの製品に使用されているため、大々的には報道しにくいということもあると思います。
現在は、人工甘味料を使用していない製品を探すことが難しいぐらいです。
あったとしても、値段が高めのものが多いように思います。
人工甘味料については、血糖値が上がるかどうかや、ダイエットに効果があるかどうかについても論争があります。
個人的には、人工甘味料の製品に切り替えたからといって痩せやすいという印象はありません。
健康への影響の検証の難しさと、製品を作っているメーカーへの配慮から、真相は不透明なままです。
せめて発がん性物質の可能性が排除されるまで、子供が口にする商品からは排除していく方が無難ではなかと思います。