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動物言語学

動物とコミュニケーションが取れたら、と思ったことがある方も多いのではないかと思います。

実際に、そのような商品やアプリも開発されています。

「バウリンガル」や「にゃんトーク」などです。

自分のペットで試している動画を見たことがありますが、結構正確なのではと思うこともあります。

動物言語学を研究している鈴木俊貴さんが、鳥のシジュウカラが言葉を話すということを科学的に証明しました。

シジュウカラはモズが近づくと、仲間を呼び追い払うのだそうです。

その時、発せられるのが「ピーツピ、ヂヂヂ」という鳴き声です。

「ピーツピ」が警戒を意味し、「ヂヂヂ」が集まれを意味しているそうです。

語順も決まっていて、この逆では他の鳥が反応しないそうです。

この他、蛇を意味するのが、「ジャージャー」という鳴き声です。

天敵の蛇のいそうな場所を見ながら「ジャージャー」という泣き声をを上げて、居場所を特定しようとするのだそうです。

試行錯誤を繰り返し、蛇という概念と蛇を意味する鳴き声との結びつきを特定しました。

バードウォッチャーの中には、以前から鳥の鳴き声を真似て鳥を呼び寄せる人がいましたが、これからどんどん言葉の意味が明らかになっていくかもしれません。

他の動物でも、鳴き声でコミュニケーションを取っていると思われる動物はいるので、他の動物の言葉の意味も研究が進むかもしれません。

履修科目として第二外国語ではなく、第二動物語を履修することになる時代もやってくるかも知れません。

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