サイトアイコン リーガルコネクト行政書士事務所のブログ

市場も眉をひそめる

アメリカ(U.S.A)と中国(中華人民共和国)の関係の悪化が各所に影響を与えています。

日本では、尖閣諸島を始め、日本周辺で、日本にあるアメリカ軍基地から飛び立った戦闘機と中国の戦闘機が、異常に接近し問題となっています。

ウクライナとロシア(ロシア連邦)との戦争でも、両国が背後で支援に回り、関係が悪化しています。

更に悪いことに、イスラエルとハマスが戦闘状態となり、ここでもアメリカと中国の対立という構図が見えています。

政治的な関係の悪化は経済にも及びます。

元々は、お互いに最大級の取引相手同士のはずなのです。

アメリカが経済で中国企業を排除する動きを見せれば、中国はアメリカからの農作物に報復で関税をかけるといった具合です。

割りを食うのは各国の企業人や農民です。

日本人も他人事ではありません。

個人的には、HUAWEIの製品は選択肢に入っていますが、Gooleのサービスが利用できない点で選択しにくくなってしまうのです。

商品のレビューで、ファーウェイ製品を買った日本人が、グーグルのサービスを利用できないなんて、どういう物作りをしてるんだといった書き込みをしているのを見たことがありますが、ファーウェイにしてみれば、わざわざ排除しているわけではないでしょうし、Googleにしても政治的な問題がなければ、取引先として問題はないのだと思います。

ただ、政府との関係が深い特定の企業であるとなると、セキュリティやサイバー攻撃などの危険があるため、排除せざるを得なくなってしまいます。

早く政治との関係を断って、政治的な背景に基づく違法な活動からは手を引き、単なる民間企業として、世界の人に良い製品やサービスを提供してほしいと思います。

米中の首脳会談も検討されているようですので、両国の関係改善に期待したいと思います。

モバイルバージョンを終了