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そこに一生懸命になる必要あります?

旧ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏による性加害の問題で、昔の被害にあったことを訴える人が出てきています。

元々被害を訴えていた人や、新たに被害を訴えている人に対する誹謗中傷が行われています。

加害行為を行っている人が、どのような人なのかはよくわかりません。

旧ジャニーズ事務所のファンである人が、事務所への批判を少なくするために行っている可能性もありますし、そうでない可能性もあります。

旧ジャニーズ事務所のファンかどうかにかかわらず、加害行為を行っている人の中には、今から被害を訴えている人に、事務所を辞めたのは、性加害が原因ではないだろうということを言いたい人も含まれているように思います。

確かに、以前から性被害を訴えていたは人はともかく、そのような事実があったようだということになってから、被害を訴える人の中には、実は被害にあっていない人が含まれる可能性はあります。

しかし、それを旧ジャニーズ事務所側が疑うというのなら分からないでもないのですが、部外者が、被害を訴えている人に嘘だと誹謗しても、真実は明らかになりません。

被害を訴えている人を誹謗中傷する意図がよくわかりません。

犯罪でないならしてもいいということではないのですが、犯罪になっているかどうかもわからない状態で、被疑者以上にプライバシーが守られない状況は避けなければなりません。

もし、不正な理由で補償などを受けようとしている事実があるなら、公明正大に証拠を出して、それを防ぐほかありません。

事務所に所属していた、元タレントの人達も刑事告訴を検討しているようですが、人の社会的信用を下げる意図で、誹謗中傷を行っている場合は、指摘した内容が事実であっても、名誉毀損罪になる可能性が出てきます。

事実でないなら尚更です。

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