旧ジャニーズ事務所は男性タレント中心の事務所です。
問題があったのは創業者のジャニー喜多川氏の行動です。
所属タレントが見て見ぬふり押していたとか、マネージャーの中にも別の性加害を行っていた人間がいるという情報もありますが、事務所の支配者といっても良いぐらい影響力の強かったジャニー喜多川氏が性加害を長年続いけていたことが問題になっているのです。
エンターテイメント業界で別の騒動が持ち上がっています。
女性中心の宝塚での騒動です。
宝塚歌劇団に所属していた女性が自宅マンションで死亡しているのが見つかり自死と見られています。
その原因は、過重労働と上級生からのパワハラではないかと遺族が主張しているのです。
これにより、宝塚歌劇団が聞き取り調査などを行っています。
この過程で過重労働については残業時間が長かったという実態もわかってきました。
上級生のパワハラについては、聞き取り調査があまり上手く行っていないようです。
元々上限関係が厳しいという話は聞いたことがありますが、退団した元タカラジェンヌからは、構造的な問題であるというような指摘もあります。
退団しているうえ、批判的な内容を話している人なので、そのまま受け取って良いものか疑問に思う部分もありますが、内部の問題を外部の人間に話すこと自体が「外部漏らし」として厳しく糾弾される実態があるということを聞くと、これまで表面化してこなかったことも頷けます。
テレビのカラオケ番組などでも宝塚出身の人が高い歌唱力を披露し、音楽学校として機能しているのだという印象があっただけに、非常に残念です。
勤務実態については、労働基準監督署も動いているようですので、組織の体質にも問題があったのだと思います。