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閏年の存在と2月が短い訳

2月29日です。

29日があるとことは、閏年です。

4年に1回、1年が365日ではなく366日になります。

4年に1度、1日増やすことで暦が上手く運用できることを考えた昔の人はすごいと思います。

その閏年のせいで、良くない影響が出てしまうこともあります。

まず、ドラッグストアの決済システムが、機能しなくなったところがあったようです。

更に同じシステム障害で、運転免許の更新ができなくなった県警が4県あります。

神奈川、新潟、岡山、愛媛の、それぞれの県警です。

同じ会社のシステムを使用していたことが原因のようです。

現在は復旧しています。

閏年は、正確には400年で97回来ます。

地球は、太陽の周りを約365.2422日で1周します。

1年は365日です。

つまり、1年で0.2422日のズレが生じることになります。

0.2422×4=0.9688となり、約1日のズレが生じる4年で、1日プラスしているのです。

これを100倍すると、400年で約97回やってくることになります。

29日がある理由がわかりましたが、そもそも2月が28日と短い理由が気になります。

これは現在の暦のもとになっているローマの暦が3月始まりだったことが原因の1つです。

元々、暦は農業に利用されていて、農業期間の10ヶ月しかありませんでした。

その後、1年の循環で使えるように1月と2月が加わりました。

現在の1ヶ月は、だいたい30日か31日です。

昔、ローマでは、29日と31日が縁起が良い数字だと信じられていました。

そのため、1ヶ月を29日と31日で作ったところ、最後の2月は28日になってしまったのです。

その後、1ヶ月が30日か31日になるように作り変えられましたが、1年を365日にすると、やはり2月は28日になってしまうのです。

1ヶ月が29日から30日に変更になった月がありましたが、2月は宗教的な儀式が多くあったことも、2月が変更されなかった理由のようです。

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