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泳げても溺れる

暑くなってきました。

暑くなって増えるのが水の事故です。

新型コロナウィルス流行時は、海の家なども取りやめられていたため、今年は久しぶりに本格的な海水浴なども楽しめそうです。

その分水の事故が増えることが予想されます。

日本財団が1万人以上を対象に実施した意識調査では、このうち溺れた経験のある2012人の約半数以上は、25メートル泳げる人だったそうです。

つまり泳げても、十分溺れる可能性があるということです。

海などで離岸流が発生すると、流れに逆らって泳ぐことは、水泳選手でも難しいとされています。

離岸流が発生しやすい場所に近づかないことが一番ですが、もし離岸流の中に入ってしまったら、流れに逆らって岸に戻ろうとするのではなく、横へ逃げることが大切です。

一旦、横へ向かって離岸流から逃れることが重要です。

川などでは、水着を着ていないケースも想定されます。

水を含んだ衣服は、想像以上に抵抗が増します。

パニック状態になりやすいですが、余力があれば服を脱いでしまうことも1つの方法です。

ジーンズなどは特に重さが増します。

上手く脱げれば、裾を結んで、ウエスト部分を水面に叩きつけて空気を入れ、簡易浮袋を作ることもできます。

自分が溺れた時も衣服を着ていることは溺れる原因になりやすいので、溺れている人を助けようと衣服を着たまま飛び込むのも危険です。

溺れている人にしがみつかれるケースもあるので、直ぐに飛び込む以外の手段がないか、一度確認してみることが重要です。

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