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やまという被害を防ぐ

相変わらず特殊詐欺の被害が出ています。

コンビニエンスストア(コンビニ)のATMや金券を利用した詐欺を店員が防いで表彰されたりすることもあります。

犯人達は、1つの手口が明らかになっても、少し方法を変えたり、設定を変えたりして、あの手この手で詐欺を試みます。

特殊詐欺を防ぐために、そういった特殊詐欺の特徴が啓発メッセージとして書かれたカードをヤマト運輸のドライバーが、荷物の配達時に手渡すための協定が、神戸市内の3つの警察署とヤマト運輸の兵庫主管支店の間で結ばれました。

神戸市の一部だけというのが少し残念な気がします。

注目したいのは、このカードを模擬配達で受け取った年配女性のコメントです。

「警察官が来ても疑ってしまうが、顔見知りの配達のお兄ちゃんだと安心感がある」というものです。

このぐらい疑った方が良いのだと思います。

現に、特殊詐欺の中には、警察官を装って、カード(クレジットカード、キャッシュカード)や現金を受け取るケースがあるからです。

お金を引き出したり、買い物するためのカード情報は、別の機会に質問や捜査などの名目で聞き出されたりします。

警察を名乗る場合もありますし、世帯調査などの名目で聞き出される場合もあります。

犯罪に使われたものなので、違法にならないように預かるといった理由や、チェックして使えるようにするなどと言って、現金やカードを受け取ろうとするのです。

さらに、新札が出回る時期なので、これから旧紙幣が使えなくなるなどの詐欺も予想されます。

手渡しや振込だけでなく、現金やクレジットカードを宅急便などで送るというのも避けた方が良いでしょう。

警察といえば、これまでは犬のおまわりさんでしたが、これからはネコの活躍も期待できそうです。

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