アメリカ(U.S.A)の大統領選が混迷を深めています。
当初、民主党の候補者として現職のジョー・バイデン氏が立候補していましたが、テレビ討論をきっかけに支持者が減り、立候補を取りやめることを説得されるまでになっていました。
その後、現副大統領カマラ・ハリス氏が民主党の候補者となることになりました。
バイデン氏が高齢だったこともあり、民主党の支持者からはおおむね歓迎され、報道では「ハリス旋風」などと表現されることもあります。
この表現、若い世代の人は何とも思わないと思いますが、我々の世代には、思い出すものがあります。
ちばてつやさんの漫画であり、アニメにもなった「ハリスの旋風」(はりすのかぜ)が頭をよぎるのです。
関係ないといえば関係ないのですが、「ハリス旋風」という表現を見るたびに「国松様のお通りだい」が頭の中を流れます。
そういう世代です。
立候補を取り止めたジョー・バイデン氏も、ジョーが付きますので、同じちばてつやさんの「あしたのジョー」とつながりがあるといえば、つながりがあります。
なぜか、アメリカの大統領選が、ちばてつや劇場のようになってきてしまっていますが、つながりが出てくるのは民主党だけです。
共和党の候補者のドナルド・トランプ氏も、いろいろ問題は起こしていますが、まだまだ支持者がいますので、当選の可能性がないわけではありません。
一時は不仲が伝えられたイーロン・マスク氏とも和解が伝えられており、有力な支持者になる可能性もあります。
大統領選の雲行きが怪しくなっても「あした天気になあれ」では済みません。