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隠れコストの削減

行政手続きの電子化が進められています。

マイナンバー制度もその一環です。

健康保険証がマイナンバーカードに統一されていきます。

健康保険証としてのマイナンバーカードの評判はあまりよくありません。

登録や紐づけ時のミスにより、トラブルが続いているのです。

機械的な問題やシステム上の問題は、これから改善されていくと思います。

マイナス面ばかりが目立つマイナンバー健康保険証について、今日はメリットを書いてみようと思います。

まず、健康保険証自体の発行費用が削減できます。

現在プラスチックのカードで発行されていることが多いと思いますので、このカード自体を発行する必要がなくなることはコストの削減につながります。

さらに、切り替え時の事務手続きにかかる時間や労力が削減できます。

これは、かなり大きいのではないかと思います。

案内を受けた方も自分だけの問題なので、すぐに手続きをせず、手続きがなされなければ、自治体は確認の通知などを再度送る必要が出てきてしまいます。

必要な切り替え時の手続きだけでなく、必要な手続きがなされていない場合に対応しなければならない時間や労力の他、物理的な費用も減るのです。

さらに、保険証の切り替えがうまくいかず、誤って前の健康保険に請求が行ってしまうと、誤って健康保険を使ったことになるので、返金しなければならなりませんが、その手続きの労力やコストも減ります。

このような、返金手続きは、自治体や健康保険組合、さらに、被保険者本人の時間や労力やその他のコストも奪っています。

これらが、減ることも大きなメリットの1つです。

単なるカード1枚の問題のように見えますが、自治体だけに限っても多大なコストが削減できるのではないかと思います。

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