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もしトラの現実化

アメリカ(U.S.A)でトランプ大統領が再び誕生し、日本でも石破総理大臣が誕生しています。

日本としては、早く、石破首相とトランプ大統領が会談できるようにセッティングしたいところです。

ところが日程の調整が難航しています。

トランプ大統領は、新政権の人事調整などを行わなければならないため、日程の調整ができないのです。

その他にも、大統領選の間停止していた、刑事訴追手続きの再開など、トランプ大統領にとってはやること満載なのです。

安倍元首相は、各国首脳に先駆け、ニューヨークで会うことができましたが、石破首相は出遅れざるを得ないかもしれません。

ただ、これも一度日本はトランプ大統領との関係が構築されていたということもできるので、何らかの対応策は取られるのではないかと思います。

気になるのは、石破首相が安倍元首相と仲が良くなかったうえに、日本から「もしトラ」に備えて渡米していたのは、同じく仲が良くないとされている麻生氏だったことです。

石破総理は、麻生氏を、自由民主党の最高顧問に据えたものの、仲が良くないことに変わりありません。

閣内人事や政策でも野党との協働でなければ、政策実現も難しい中、外交に関しても、党内に派閥の名残を引きずらなければ政権維持が難しい状態なのだと思います。

ただ、石破首相は、今のところ外遊先で、とんでも発言をすることはないようなので、空気は読める人なのかなと思います。

総理になる前に発言していた、安保条約の改正や地位協定の見直しについては、鳴りを潜めています。

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