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消し切れていないという判断をしきれず

福岡県沖で起きた海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の火災について、出火原因はよくわかっていませんが、十分に確認出来ていないまま鎮火したと判断したことが被害を拡大させていたことがわかりました。

エンジンルームが火元とみられてますが、4時間後に鎮火したと判断していました。

これは火災により、船内の電源が落ちていたためと、煙により目視による確認が困難だったためです。

その後、約50分ほどして、燃え続けていることがわかりましたが、この時点で消火困難と判断し、乗組員は別の船に移りました。

これにより、船は無人となりましたので、沈没ということになってしまいました。

沈没という事態になったのは、一度鎮火したと判断してしまったことが原因のようですが、肝心の出火原因はまだよくわかっていません。

人為的な原因による可能性もありますし、エンジンなどのトラブルによる可能性もあります。

攻撃についての訓練や、攻撃を受けた場合の訓練は行っていると思います。

もちろん、攻撃を受ければ火災などが発生する可能性はありますので、火災等への対応の訓練も行っていると思いますが、実際に火が消えているかどうかという判断は、現実の火災に直面しないと経験しにくいことではあります。

高い代償となりましたが、今回の経験をもとに、鎮火しているかどうかの判断を誤ると、船1隻失うことになるということを学習する他なさそうです。

乗組員1名が行方不明となっていますので、発見されることを祈りたいと思います。

被害拡大の原因はわかりましたが、出火原因はわかっていません。

人も船も失われているので、出火原因の究明を待ちたいと思います。

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