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新政権が軌道に乗るか

昨年末に、アメリカ(U.S.A)のバイデン大統領は、ロシア(ロシア連邦)への追加の経済政策を決めています。

ロシアの方も、ウクライナの味方をする国に対する敵視を強めています。

下手をすると日本も攻撃対象とみなされるかもしれません。

少なくとも、天然ガスなどの輸出先としては、量や額が減っています。

ロシア自体は、日本への天然ガスの輸出が減っても、中国(中華人民共和国)やインド(インド共和国)へ売ればよいので、あまりダメージはないかもしれません。

日本もオーストラリアだけでなく、マレーシアやインドネシアといった東南アジアからも天然ガスを輸入することができるので、何とかやって行けそうです。

安倍元総理のころから、ばら撒きとも思える経済支援を行ってきましたが、無駄ではなかったようです。

石破総理も、連携強化のために、東南アジア諸国を歴訪しています。

自国の保護を最優先に考えている、トランプ次期大統領にとっては、東南アジアとの連携を強化する気はあまりないかもしれません。

エネルギー政策としては、石油開発に力を入れると宣言している次期大統領のトランプ氏ですが、日本としてはアメリカの石油に期待するよりは、オーストラリアや東南アジアの天然ガスに頼ったほうが良さそうです。

短命に終わるのではないかといわれた石破政権ですが、党内や野党の顔色だけでなく、中国を含めたアジア諸国とアメリカの間を取り持つ難しい役割も、きちんと理解しているのではないかと思います。

勢いのある東南アジア諸国も、自国を軽視するアメリカよりは、日本を重視してくれるかもしれません。

石破総理は、まじめな人だとは思いますので、1つ1つ役割をこなしていけば、そのうち応援する人も増え、政権は案外続いていくかもしれません。

少なくともトランプ政権よりは、続いてほしいと思います。

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