アメリカ(U.S.A)のカリフォルニア州ロサンゼルス周辺で山火事が起こっています。
鎮火するどころか、これから15日にかけて、風が強まり、火が広がるのではないかという予測も出ています。
水圧が弱く、消火栓が機能しない所も出ているようです。
カリフォルニア州は、アーノルド・シュワルツェネッガー氏がカリフォルニア州知事だった頃から、すでに財政難です。
修復しようにも、手が回っていないのかもしれません。
トランプ次期大統領は、攻撃のチャンスを逃しません。
カリフォルニア州は、リベラル派の人が多く、民主党の基盤ともいえる所です。
大統領選での恨みもあってか、人的災害であることを指摘し、高級住宅街からセレブが出て行ってしまったら、税収が大きく減ると述べ、民主党政権の責任であることを強調しています。
すでに大統領選には勝利しているのですが、攻撃の手を緩めないということなのでしょう。
死者も出ていますし、取るものも取りあえず、逃げ出している人もいます。
留学生の中にも、寮から避難しなければならなくなっている人も出ています。
アメリカは物価が高く、特にカリフォルニアでは、アパートなどでも家賃が数十万円するというのが相場のようです。
一時的に身を寄せるといっても、学生が簡単に出せる額ではありません。
地元に残るといっても、生活物資すべてが必要になってきます。
地震や水害の時と同じように、住民への支援が必要になりそうです。
GAFAなどの企業も、トランプ新政権にすり寄り、トランプ氏に多額の寄付をしていますが、ロサンゼルスの支援のために寄付した方がよかったかもしれません。