とうとうアメリカ(U.S.A)が、イラン(イラン・イスラム共和国)の核開発施設へバンカー・バスターを投下しました。
イランの核関連施設に対しては、イスラエル(イスラエル国)が、以前から爆撃しようとしていましたが、アメリカがそれを制止している状態でした。
ところが、そのアメリカ自身が、直接爆撃を行ったのです。
イスラエルが、イランを爆撃後、イランの軍事力が落ちていると判断したようで、今回の爆撃に踏み切ったようです。
イスラエルがイランの核関連施設を攻撃するには、ミサイルを飛ばせばよいのですが、ウラン濃縮施設などは、地下にあるため、イスラエルの攻撃力では破壊することが難しいといわれていました。
しかし、アメリカの保有するバンカー・バスターであれば破壊可能ではないかといわれていたのです。
今回アメリカの持つバンカー・バスターのうち最も強力なタイプが使用されたようです。
イランの核開発施設が消失したと伝えられていますが、放射能漏れなど大きな被害は、報告されていません。
アメリカは事前に、ダミーの爆撃機を飛ばしていたという情報もあるので、事前に通告してはいないと思いますが、イランは、濃縮ウランを別の場所に保管している可能性もあります。
アメリカがイランに宣戦布告したのと同じ状態ですので、イランは、何らかの形で報復せざるを得ないと思います。
イスラエルが言うことを聞かないので、アメリカのトランプ大統領は、以前に比べ、イスラエルに引き気味の立場になっていたようですが、イスラエルを擁護する結果になっています。