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私が読まない現実

7月5日がやってきました。

たつき諒(竜樹諒)氏が描いた「私が見た未来 完全版」(飛鳥新社)という漫画の中で、東日本大震災の3倍ほどの巨大な波が押し寄せるとということが書かれ、ネット上で拡散し、話題になっていました。

作品の中に東日本大震災を予言したような内容もあるということなので、余計に信じる人が増えていたようです。

日本人だけでなく、海外でも、内容を信じる人がいて、観光客が減ったり、日本に来る国際線の飛行機の便が減ったりという事態になっていました。

作者のたつき諒さんも反響の大きさから、この作品を予言でも予言漫画でもないと、否定するコメントを出していました。

既に、話題が独り歩きし、収拾がつかなくなっていました。

私は、この作品を読んでいませんし、特に内容についても気にはしていません。

今日(7月5日)は、まだ終わっていませんが、おそらく何もないでしょう。

これと似たことが、以前もありました。

1999年に人類が滅亡するという内容を書いた五島勉氏の著書「ノストラダムスの大予言」(祥伝社)です。

私が子供の頃にはやり、同級生には、かなりはまって読んでいた人もいたました。

これについても、私は読んでいません。

従って、両作品とも内容については、他人から聞いた内容が、そのとおりに書いてあるのだろうというものです。

当時、私は1999年に人類が滅亡するとも思っていませんでしたし、仮に滅亡するとしても、それが今(当時)わかるわけがないと思っていました。

両方の作品に興味を示さなかったことが、凄いことだとも思っていませんし、特に、作者に人を騙そうという意図がないのであれば、この手の作品が無くなればよいとも思っていません。

いつの時代にも、この手の作品の内容が現実に起こると思う人が出てくるだけで、そのような人々が、私には、オウム真理教が騒がれた時に、尊師は空中浮遊ができると言っていた人と、同じように見えるだけです。

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