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当事国といってもよい

今月に入り中旬近くまで、日本の海上自衛隊は、イギリス(U.K)海軍、イギリス空軍、アメリカ(U.S.A)海軍、アメリカ海兵隊、オーストラリア(オーストラリア連邦)海軍、スペイン(スペイン王国)海軍及びノルウェー(ノルウェー王国)海軍と共同訓練を実施していました。

そのまま、8月15日には、イギリスとアメリカとは、イギリス海軍の空母プリンス・オブ・ウェールズの上で、先の大戦の終結を記念するドラムヘッド式典が行われていました。

イギリスやアメリカにとっては対日戦勝記念日ということになるので、複雑な感情はわきますが、友好関係が深められているということです。

この他、昨年は航空自衛隊が、フランス(フランス共和国)空軍とも共同訓練を実施しています。

このように、遠く離れたヨーロッパの国々とも共同訓練を実施するのは、国が離れていて利害関係が薄いからではなく、極東有事の際、最近で言えば台湾有事の際の協力関係を築くだけでなく、このような活動自体が、有事への抑止力にもなるからです。

最近、ロシア(ロシア連邦)とウクライナの戦争の停戦のために、ロシアのプーチン大統領とアメリカのトランプ大統領が会談を行いましたが、これと前後するように、ウクライナに関する有志連合のオンラインによる首脳会合が行われていました。

日本からも石破首相が参加していました。

アメリカとの関税問題や外交、防衛など、やらなければならないことは沢山あるため、今首相を交代させて、日本にメリットがある状態ではないわけです。

日本は、ウクライナの戦争に関しては、理念的にウクライナを支持しているだけでなく、武器移転三原則に反しない範囲で、ウクライナに装備品を供与しています。

つまり、ロシアから見れば敵国とみなされてもおかしくない状態です。

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