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神風で育つお茶

今日10月25日は、81年前に初めて神風特別攻撃隊が出撃した日です。

ゆかりのある地域では追悼式典が行われています。

いい悪いは別にして、日本を守るために、特攻により命を落とした人々がいます。

海外の人からすれば、恐ろしい攻撃を受け、実際に犠牲になった人もいるので、特攻隊員を追悼すること自体が、危険視されることもあります。

この問題は政治的な判断も必要になってきますが、先の戦争が絡むので、政治的にも解決が難しい問題です。

比較的、近い出来事として、卓球の早田ひな選手が、パリ・オリンピック後に行きたい場所として、鹿児島県の知覧特攻平和会館を挙げ、海外から批判を浴びました。

早田選手自体は、生きていることが当たり前ではないという考えのもとで、このように発言したようで、政治的な意図はなかったようです。

若い人が、世界的に注目されている時に、過去の負の部分に目を向けられるということに評価が集まってもよい気がしますが、戦争の色がついてしまうと、どうしても批判の対象になってしまいます。

政治家が擁護すれば、今度は政治的な色がついてしまうため、ますます危険な思想を政治的にも持ち続けているという誤解を生みます。

国民を守るために、命を張った兵士を弔うことは、世界各国で当然に行われていることですので、日本も特別なことをしているわけではないという発信は続けていく必要があるのだと思います。

海外では、お茶や、抹茶味のお菓子が人気になっています。

かつて特攻隊が出撃した鹿児島県の知覧は、現在、おいしいお茶の産地になっています。

世界の人においしいお茶を飲んでもらいながら、平和について考えてもらえる時代になってきているのではないかと思います。

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