日経平均株価が5万円を突破し、史上最高値を更新しています。
アメリカ(U.S.A)のトランプ大統領による関税障壁の影響などにより、下がり始めていた株価ですが、日本では、高市早苗新総理大臣が誕生し、新しい経済政策への期待もあり、株価が高値を更新しています。
アメリカ経済も、これから関税障壁の悪影響も出てくると思いますが、トランプ大統領がアジアを歴訪し、アメリカと中国(中華人民共和国)の関係改善にも期待が高まっています。
アメリカのベッセント財務長官と中国の何立峰副首相ら閣僚による協議も行われ、ひとまず米中の経済的な緊張は緩和されそうです。
考えてみれば、トランプ大統領と高市首相では、政治的な考え方は異なるのだと思います。
しかし、アメリカ経済の閉塞感や日本経済の閉塞感を打破してくれそうなリーダーとして登場してきたということでは共通するのかもしれません。
変わることへの期待感といってよいのだと思います。
現に、株式市場の最高値更新というのは、市場の両者の政策への期待の表れと見てもよいのかもしれません。
これから、日米の首脳会談が行われます。
アメリカは、財やサービスの追加購入や防衛装備品の追加購入などを求めてくるものと考えられます。
日本側は、関税を下げることや、これ以上の追加購入を抑えつつ、資源を含めた日本にメリットになる部分の輸入については確保したいところです。

