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隈なくはいない

全国で、熊の被害が相次いでいます。

山があれば、熊にとっては、県境は関係ありませんので移動可能です。

実際、特定の県境で、熊の被害や目撃情報があると、隣接県でも被害や目撃情報が出てきます。

東京都ですら、23区外ですが、熊の目撃情報はあります。

高尾山方面や、桧原村、日の出村などでは、熊が目撃されることがあります。

ところが、熊がいない県があるそうです。

千葉県です。

千葉県にも山はありますので、熊が移動してきても不思議ではありません。

ところが、片側は海に囲まれ、陸地側は、利根川や江戸川で遮られているので熊が移動して来られなかったのではないかといわれています。

熊は、泳ぎも得意ですので、必ずしも渡れないということはないかもしれませんが、川の流れが速かったり、距離が長いと、渡ろうという気にならないのかもしれません。

熊の中には、冬眠しない個体もいるようですが、冬眠するという生活サイクルが基本なのかもしれません。

千葉県は、南の方は暖かいので、冬でも冬眠しない可能性が出てきます。

熊にとっても、ライフスタイルが大きく変わる地域に移動しようとは思わないのかもしれません。

ただ、これは、行ってみないとわからないという部分もありますので、川があって渡れなかった説の方が、説得力があるかもしれません。

熊がいないということは、熊に捕食される生物が繁殖しやすいということもいえます。

外来生物であるキョンが繁殖してしまったのも、熊がいないことと関係あるかもしれません。

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