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回転ずしにロックオン

日本と中国(中華人民共和国)の緊張関係が高まっています。

中国の空母遼寧が、沖縄本島南東の公海上で、戦闘機の発着艦訓練を開始しました。

これを監視するため、日本の航空自衛隊からF-15戦闘機がスクランブルをかけました。

これに対し中国のJ-15 戦闘機が、日本のF-15戦闘機に、ロックオンのレーダー照射を行いました。

戦闘機でのロックオンは、空対空ミサイルを発射誘導する準備として、通常広い範囲を探知するレーダーの捜索モードから、目標にレーダー波を集中させる照準モードに切り替えるものです。

つまり、空対空ミサイルで目標となる機体の撃墜準備をしたことになります。

ロックオンされた方も、レーダーが、探索モードから、レーダー波が集中することで、照準モードに切り替わったことがわかるので、今回自衛隊機の方で、ロックオンされたことが確認できているということです。

日本政府は、直ちに中国に強く抗議したようです。

国同士の緊張関係が高まる一方で、日本の外食大手の株式会社FOOD&LIFE COMPANIESが中国の上海に回転ずしのスシロー2店舗を開店しました。

このような日中の緊張状態が高まっている時期は、開店を見送るということもあり得ますが、中国での回転ずし人気が高まっていることや、延期での経済的損失を考えると、開店を選択する他なかったのではないか思います。

それでも、開店時点で14時間待ちの人気だそうです。

現在日本の海産物の輸入が禁止されていますが、もともと世界のお寿司屋さんで日本の海産物ばかり使うわけにもいきません。

中国では、リーズナブルで気軽に食べられる回転ずしの人気が高まっています。

日本人も中華料理が大好きです。

政治的な関係が悪化しても、国民の食欲は止められないということだと思います。

戦闘機へのロックオンは、やめてもらうしかありませんが、回転ずしへのロックオンは歓迎です。

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