事務所の地元、上野だけでなく、日本からパンダが消えることになりそうです。
現在上の動物園にいる、シャオシャオとレイレイが来年1月で、中国(中華人民共和国)に返還されます。
ただ、もともと日本と中国の取り決めでは、日本でパンダが生まれた場合、所有権は中国にあり、2歳で返還されることになっていました。
それが、これまで協議による延長で4歳前後での返還することが多くなっていたというだけです。
シャオシャオとレイレイのお姉さんにあたるシャンシャンは、新型コロナウィルスの影響により、返還時期が延びて5歳まで日本にいました。
東京都は、日中関係の影響はなく、これまでの交渉状況と変化はないとしています。
ただ、普通に考えて、影響はあるのだと思います。
協議により、返還が延長されることが多かったですし、日本から一時的にでもジャイアントパンダがいなくなるわけですから、新たなパンダの貸与が決まらないうちに、返還されて、いなくなるというのは、日中関係の影響としか思えません。
ただ、中国も日中関係の改善をいずれ望んでいると思いますので、その際に関係改善のカードとして、パンダの貸与が使われるような気がします。
現在返還時期が、正式に発表されたため、動物園に観に行く人が増えています。
そのため、本日以降自由観覧は中止され、係員の誘導により1分程度で移動する方式に変わります。
日本にパンダがやってきた時と同じような感じです。
12月23日以降は、新型コロナウィルス流行時のように予約制になるようです。

