残念ながら成年後見制度で行政書士から逮捕者が出てしまいました。
お客様の財産に手を付けてしまったようです。
大阪で成年後見人となっていた行政書士が業務上横領で逮捕されてしまいました。
これは行政書士だけの問題ではなく弁護士や司法書士過去に逮捕者が出ています。
弊所では成年後見人の仕事について積極的に営業をかけている感じはしないと思いますが金銭面の問題というよりもサポートが必要な人にきちんとサービスを提供できる体制が整っているかどうかを考えた場合に今は中心業務にはしにくいと考えているだけのことです。
絶対に受任しない方針ということではございません。
成年後見人としては信頼ができる人に依頼するのが需要ですが、そういう人がいないから困っているという方もいらっしゃると思います。
ということで士業に依頼することになりますが今回のように横領が起きるケースもあります。
業界としてもこのような問題に対処しよう業界団体が出来ています。
コスモス成年後見サポートセンターという団体です。
今回逮捕された行政書士も会員ではありませんでした。
この団体に所属していれば大丈夫というわけでは決してありませんが、何らかの監督者が存在する人に依頼するというのも基準の一つとして念頭に置いてはどうでしょうか。
ただし残念ながらコスモス成年後見サポートセンターに加入している行政書士の数は少なく加入率は3%だそうです。
またこのお湯な団体に所属しているとその仕事に監視が高く業務知識がある場合もありますが業務に精通しているかどうかはわかりません。
反対に加入率が低いということは加入していなくてもその業務に慣れている人もいるということでもあります。
この辺の情報を取るのはとても難しいという状態です。