以前このブログでも「野良猫への餌やりにはご注意を」という記事で書いたのですが大阪市が動物への餌やりを規制する条例の制定を検討しているようです。
大阪市内でハトの糞による被害が出ているためです。
鳩自体に餌を与える人もいます。
以前記事に書いたように猫に餌を与える人もいます。
猫が食べ残した餌を鳩がツツキに来るということもあるのです。
そのためたくさんの鳩が集まります。
周辺住民のフンによる被害の度合いは生活している人でないとなかなか理解しにくいようです。
餌を与える方からすれば自分の家で飼っているわけではなく公共の場で餌を与えているだけなので仮に糞による被害があったとしても自分が餌を与えた動物によるものかどうかわからないではないかと考えることもあるようです。
仮に害があったとしてもそれは自分のせいではなく野生の動物が起こしているという感覚なのかもしれません。
餌やりをする人は動物に餌を与える優しい心の持ち主なのですが周辺住民の迷惑というそこへの共感度は何故か低いのです。
餌がないと可愛そうという気持ちや人に飼われていない動物と心を通わせようという行動にどこか自分自身と餌を与えている動物を重ね合わせているような気もします。
周辺住民への共感も持てそうな気がしますがそこは反感しかないのでしょうか。
条例が制定されたとしても餌を与えないようにする抑止力になるというより規制する方の規制根拠にしかならないような気もします。