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昭和インフラの老朽化

昭和のインフラというと何を思い浮かべるでしょうか。

インフラと言えるものとしてに橋やトンネルが挙げられます。

これらが老朽化しているのです。

放置していては危険なのです。

記憶にあるものとしては2012年の中央道笹子トンネルの天井崩落事故があります。

同時代に造られたものは同じように老朽化しているのです。

国の調査によれば5年以内に修繕が必要なのは全国で8万箇所あるそうです。

歩道橋なども含まれます。

交通の利便性を高めるために橋やトンネルが造られました。

昭和の時代には交通戦争と言われた時期がありました。

事故を減らすために歩道橋が造られました。

その歩道橋によって事故が起こっても不思議ではないぐらいに老朽化している所もあるのです。

自治体によっては修繕するのではなく撤去してしまうところもあります。

撤去するにも相当の費用がかかります。

このような社会インフラが整備されるきっかけとして大きなイベントがあります。

前回の東京オリンピックのときにもモノレールや道路が急ピッチで整備されました。

大阪万博も控えているため都市部では改善の余地があるかもしれません。

ただ時間もそれほどないためあまり期待はできません。

まして人口が減っている地方だと撤去費用の捻出にも悩む事態となっています。

政府は自治体に対する補助制度のため新年度予算に2000億円以上を計上しますが安全性だけでなく安倍総理の言った美しい国が造られることに期待したいと思います。

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