菅内閣はデジタル庁の創設を目指しています。
デジタル庁の制度作りや運用に活かすため平井デジタル改革担当大臣が「デジタル改革アイデアボックス」の設置を発表しました。
インターネット上から広く意見を募るためです。
意見公募といえば既に河野行革担当大臣が行革目安箱(縦割り110番)を設置し、反響が大きすぎて運用を一時停止した程です。
アイデアボックスの方も様々なアイデアが寄せられれば良い制度につながっていくのではないかと思います。
アイデアボックスの他にデジタル改革関連法案準備室のスタッフ10人の公募も発表されています。
法案の準備というと通常官僚か所管の官庁の職員が中心に立法に携わりますが、公募というのも珍しいです。
もちろん今まで通り役所の人間もかかわることになると思いますが、デジタル改革というテーマがテーマだけに公募により広く社会のニーズや新しい技術を基に法案づくりをしていこうということなのだと思います。
つなぎのような印象で始まった菅内閣ですが、行政改革については本格的に手掛けるつもりのようです。
もしかすると本格的に政権奪取を目指した人よりも、大きな行政改革を行うことになるかもしれません。
日本はデジタルインフラが遅れていると言われています。
ハード面のインフラが遅れているということは法律などのソフト面でも遅れているということを意味します。
今回の制度づくりはこれからの社会、生活に大きくかかわる立法になるかもしれません。
我こそはと思う方は応募してみてはいかがでしょうか。