2日続けて在留資格の不正取得に関する記事になりますが、それだけ不法滞在が多いということです。
今回は伊豆大島の工事現場で在留資格が切れているベトナム人を雇用していたとして土木工事会社社長が不法就労助長罪の容疑で逮捕されてしまいました。
伊豆大島の山中の害獣駆除設備の工事のために人手が必要だったということです。
不法就労していた外国人は日給1万円程で雇用されていたということなので、地方の賃金としては決して悪くはありません。
それだけ人手が必要だということです。
逮捕された会社社長は島なら捕まらないと思ったと供述しているようです。
確かに離島で暮らしているとわざわざ細かいことを調べている人間はいないのではないかという気がしてくるのだと思います。
それでも本人が周囲の人に話した内容や生活態度が不審などの理由から通報され、それをきっかけに摘発されることもあります。
地方にいようが離島にいようが、税金面や社会保険などの情報からも法令を遵守していないと問題が発覚してしまいます。
不法滞在の外国人でも良いから働き手がほしいというのは率直な意見なのだと思います。
言い方を換えると外国人でなくても、仕事に困ったら人手を必要としている地方などに行けば働き口はあるということになります。
自営業などでもに生活に密着した職業の人などは問い合わせが多く対応しきれないという地域もあるようです。
ただ、地方の場合、どういう地域なのか見極めないと過疎化によりお客さんがいなくなる可能性もあるため、周辺地域を含め人口バランスを見極めないと一時的な需要に終わってしまう可能性もあります。
結局土地勘がある方が有利ということになりそうです。