6月から改正された動物愛護管理法が施行されます。
これによりペットの犬や猫を販売する場合、マイクロチップを埋め込むことが義務付けられます。
それでもまだましな方かもしれません。
フランスではペットショップ等、店舗での犬や猫の販売は禁止されています。
マイクロチップにはペット自体の個体識別番号と飼い主の情報が記録されます。
GPS機能は付いていません。
すでに飼っている人の場合は努力義務となります。
災害や迷子などで飼い主と離れ離れになってしまった場合、最悪殺処分となってしまうので飼い主がわかるようにしておくに越したことはありません。
しかし飼い主の反応は様々です。
一部の心無いブリーダーにとっては都合が悪いかもしれません。
ペットが行方不明になってしまった人は早く付けておけばよかったという人もいます。
これに対し、痛そうなのでペットが可愛そうという人もいます。
痛みについてはペットが人間に伝えられるわけではないので、はっきりしたことは言いにくいのですが、注射器で首の後ろから肩甲骨辺りにかけて埋め込むので、予防注射と変わらないのではないかと言われています。
意図せず飼い主と離れ離れになった時のためだけでなく、残念ながら飼育放棄を防止するという意味合いもあります。
遠くまで逃げ出した場合だけでなく、近所をうろついているだけでも飼い主以外には誰のペットかわからないことも多いのです。
外に逃げ出すという気がある場合もあると思いますが、動物にとっては一繋がりの空間としか考えていない場合もあるのです。