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水も漏らさぬ体制ではなかった

愛知県豊田市で取水のために貯めていた水が抜けてしまい漏水騒ぎとなっています。

問題が起きているのは「明治用水頭首工」です。

「めいじようすいとうしゅこう」と読みます。

水をせき止めて取水のために水を貯めておく施設です。

原因はまだ特定できていないようですが、何らかの理由で底が抜け水が漏れ出てしまったようです。

農業関係はもちろん愛知県では工業用水を利用するのに県の承認が必要なので、工業用水にも影響が出ます。

水の利用に関する権利として水利権があります。

水と安全はタダと言われてきた日本ですが、昔から水の利用については生活にかかわる大きな問題として重要視されてきました。

自分の畑や田圃に水が引ける引けないかで、収穫も大きく変わってくるため昔から命を取った取られたという問題に発展しかねなかったのです。

そのため水利権という権利が定められていて、地域によっては組合などを作って管理しているところもあります。

今回の明治用水頭首工は愛知県が管理しているので、愛知県が対応に追われています。

水というとダムなどで確保されていて、このような取水施設にトラブルがあっても大丈夫そうな気がしますが案外大きな影響が出ています。

工業用水の取水する施設でもあったため、トヨタ自動車の生産にも影響が出ると言われています。

更に、一部の発電施設でも利用されていたため電気の供給にも影響が出そうです。

作物の育成にも重要な時期なので、復旧前に給水の必要がありそうです。

利用用途が広かったため、給水するにもそれなりの設備が必要になります。

愛知県にとっては痛い出費となりそうです。

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