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着工なし

2025年に開催が予定されている大阪・関西万博で、万博に参加する国や地域の建てるパビリオンの建設申請が1件もないことが問題になっています。

新型コロナウィルスの流行など、タイミングが悪かったのかなという気もします。

独自のパビリオン建設のプランを選択している国や地域はありますので、ゼロのままという訳はないはずですが、日本国際博覧会協会は、建設の肩代わりの提案を行うようです。

ただ、外国のパビリオンは、各国や地域が趣向を凝らして、建設するのも万博の目玉となるものなので、日本側が代わりに建てて、使ってもらっても面白さが半減してしまうような気がします。

パビリオンの建設を予定している国や地域はあるのに、なぜ建築申請に入らないのか、報道も殆どないのでよくわかりませんが、コロナ以外の理由も考えられます。

建設には時間がかかかるため、これ以上後になると完成が間に合わなくなる可能性があります。

おまけに日本では建設業界が人手不足なので、着工が遅れれば、万博に間に合わなくなるか、万博に間に合わせるために全国から建設業者が大阪に集まり、各地の建設現場で工事が遅れるかの、いずれかになる可能性があります。

遅れている状態から人を集めて間に合わせるとなるとコストも増します。

東京オリンピック開催催事にスポンサー企業と運営側の癒着が問題になりましたが、そういうことが表面化してしまったことが申請の遅れの原因になっていないことを祈りたいと思います。

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