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票に繋がらないからこそ大切な対話

熊本市で生活する外国人と熊本市長が対話する集会が開かれました。

選挙権を持たない外国人だからこそ、自治体が地域の外国人に配慮することが大切になってきます。

集会では主に、日常の生活に関する問題が話し合われました。

話題となった問題は、熊本市に限定されることではありません。

例えば、行政書類の元号の問題です。

行政文書は元号を使うことが多いです。

現在、外国人労働者を増やそうという流れにあり、この流れからすれば、外国人居住者はどんどん増えていくはずです。

その時、日本の伝統だとして、書類上、元号を維持するか、外国人にもわかりやすく西暦を用いるかは、悩ましい問題です。

日本の文化の一部として、元号に関する理解を深めてもらうのも手ですが、入国間もない外国人にはピンとこないと思います。

また、給食の問題も取り上げられました。

日本食が外国人にも受けが良いと言っても、母国の食の方が口に合うといった問題は残り続けると思います。

外国人の子どもたちに昼食の時間に、がっかりさせるのは可哀想な気もします。

食事が楽しみなことは、国籍に関係ありません。

他に、宗教上の問題があります。

日本であまり馴染みのない宗教の場合、施設の問題もありますし、宗教儀式や習慣が日本人に戸惑いを与える場合もあります。

その分、外国人からすれば肩身が狭い感じがすると思います。

これらの問題は、熊本市に限ったことではなく、他の自治体にも共通の問題となります。

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