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放射線測定の新技術

能登半島地震による影響で、原発から出る放射線量を測定するモニタリングポストがうまく機能せず、データの欠測が生じていました。

原発周辺には放射線が漏洩していないかを観測するモニタリングポストが設置されています。

モニタリングポストの場合、計測場所も固定されますし、計測機器に不具合が生じれば今回のように、欠測が生じてしまいます。

能登半島地震より前から開発にとりかかっていたのだと思いますが、今回、大林組、未来技研株式会社、株式会社菊池製作所、株式会社松浦電弘社が共同で、ドローンとロボットを組み合わせて、放射線量を測定する技術を開発しました。

ドローンによりより広域な範囲での放射線量を測定し、Spotというロボットにより、ドローンが飛行できない建物内なども計測する仕組みです。

Spotは馴染みがないかもしれませんが、犬のようなロボットで重火器を搭載したものが動画などで投稿されているので、名前を聞いてピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、見ると「ああ、これか」と思う方もいらっしゃると思います。

重火器などを搭載しているものは、無人攻撃機とあまり変わらないので、抵抗がある方も多いと思います。

放射線の測定であれば人間が被爆せずに行えるので、上手く役立ててほしいと思います。

ただ、必要のない放射線を作り出す必要はないので、放射線の漏洩を気にせず生活できるのが一番です。

原発が存在している現状を前提とすると、必要な技術かもしれません。

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