民法が改正されていることはご存じの方も多いと思います。
コロナの影響により来年の成人式が中止になるということも話題になっています。
成人年齢が引き下げられることになっていますが、改正法が施行された時に18歳から20歳までの人の成人式をどうするかということでも話題になっています。
成人年齢の引き下げに関連して近いうちに大人しか結婚できなくなるという話を書きたいと思います。
成人式の話題もあり成人年齢が18歳に引き下げられることをご存じの方は多いのではないでしょうか。
婚姻については民法の親族編という分野で定められています。
家族法や身分法などと呼ばれることもあります。
現在は成人年齢は20歳で、未成年でも父母の同意があれば男性18歳、女性16歳で結婚できるということになっています。
これが2022年4月1日から成人年齢が18歳になるとともに、男女とも18歳で結婚できるという規定に変更されることになります。
ということは未成年での父母の同意パターンが無くなるということです。
別の見方をすれば成人しか結婚できなくなるということでもあります。
法的にはスッキリしますがこの法改正がなされても未成年者の間に子供が生まれるというケースは減らないのではないかと思います。
そうすると法的に結婚できない男女の間に生まれた子供をどうするかという問題が今まで以上に重要になってきます。
赤ちゃんポスト頼みにならないような公的な制度の創設の必要性を感じます。
大人しか結婚できなくなります
