色々なサービスのIDを管理するのは大変です。
忘れない方法を見つけるか管理ツールなどを利用する方法がありますが、もっと抜本的に解決されるかもしれません。
マイナンバーカードに登録されている電子証明書のスマートフォンへの搭載が検討されています。
もしスマートフォンに搭載されればサービスごとにバラバラだったIDなどを覚える必要がなくなるかもしれません。
電子マネーの利用にも拍車がかかると思います。
個人の認証が容易になるからです。
こうなってくるとプライバシーやセキュリティの問題も重要です。
電子証明書には住所などの個人情報が入ったものと住所などの情報が入っていないものがありますが、現在スマートフォンへの搭載が検討されているのは住所などの情報が入っていない電子証明書です。
現在の技術では搭載することはそれほど難しいことではありません。
問題は電子証明書は一元管理されていて複製が認められていないのです。
これをスマートフォン1台に限って複製を認めるように法律を改正するのが今回の検討事項です。
秋の臨時国会には間に合いそうにありません。
来年の通常国会に改正案が提出される予定です。
