花火やお祭りの季節です。
どちらにもつきものなのが露店です。

露店を開くには、警察への道路の使用許可や保健所への食品営業許可の申請をしてそれぞれ許可を取得する必要があります。

許可を取得せずに出店すると本当に「後の祭り」となってしまいます。

お祭りなどで主催団体がある場合は主催団体へ出店届けを行い、出店届出済証などを添付して警察署に申請する必要があったりします。
保健所への申請も主催団体を経由して申請する場合もあるためご自分が出店しようとするイベントごとに確認が必要です。

主催団体からの経由は法的義務というより、取りまとめ窓口があった方がわかりやすいし処理がしやすいということだと思います。
運営上の理由から商売で関わる人を把握しておかなければならないということも言えますす。

許可を得ればどのような出店の仕方もできるわけではなく、例えば視覚障害者用の点字ブロックを塞ぐような出店の仕方はできないなどの制約があるのでご注意ください。

今年は花火大会が中止になったり時間が短くなったりすることがあるようです。
私の地元の花火も例年より短かった気がします。

いろいろな理由があるのだと思いますが、理由の一つが警備員の人件費の高騰です。
賃金アップを政策的に推し進め給与が上がった方もいらっしゃるかもしれませんが、こういう所にも影響が出ています。

地元の花火大会は人出も若干少なかった気がしますが、暑さだけが原因ではないようです。

一方行政書士報酬の方は、登録者の数も増え決して上昇傾向にはないようです。

申請などに上手く活用して、他のことに時間を使っていただければと思います。