ツイッターでも図面作成力を強化するために建築図面の作成に挑戦することをツイートしておりました。

具体的には建築図面作成のための講習を受け基本的なCADの使い方や図面の作成方法を勉強していました。

登記用の建物図面の作成を行っていたこともあり、もともと絵として図面を描くことはできたのですが、建物の図面として一般的なのはやはり建築図面なので、建築図面が描けるようになると図面作成が楽になります。

行政書士の描く図面は建築図面とは異なるのですが、建築図面が描けるようになるとだいぶ業務が効率化できます。

行政書士業務では主に許認可で図面を使うことは多いのです。

例えば車庫証明に始まり、不動産業免許の申請や他の許認可でも事務所の審査があるものについては図面を添付するものが多いです。

中にはCADで描く必要のないものもありますが、CADで描くと描いている途中での修正なども行いやすくなります。

建築図面の作成に近いものとして風営法の許可の申請があります。

店舗の図面の作成では間取りだけでなく、テーブルや椅子、照明の位置なども描かなくてはなりません。

図面を外注している事務所もあるぐらいですから、自分で描くスピードが上がるということは申請までの時間も短縮できるので効率化には非常に役立ちます。

それでも行政業務で作成する図面には独特のものもありますので、業務特有の図面への慣れも必要です。

ただ、CADの操作に習熟すれば図面化するのは楽になります。

あとは測量などで必要な数値を得るポイントをブラッシュアップしていけば、図面作成について外注する必要性を感じなくなるかもしれません。

もっとも図面については得意不得意もあり必ずしも外注化することが悪いわけではありません。

外注化では人を使うことがうまくなるというメリットもあるのです。