間もなく改元されます。
元号については一世一元制であると思っている方もいらっしゃるようですが、歴史的に見ると決して一世一元制ではありません。
例えば孝明天皇のときは6つの元号が使用されています。
ただ、明治以降は一世一元制で推移しています。
過去には天変地異が起こった時に観念された例もあります。
縁起というか元号を改めることによって新しい時代を作ってきたということかもしれません。
今回改元にあたりいろいろな証明書、特に運転免許証への記載が必要なことから西暦に統一しようという話も出ていたようですが採用されませんでした。
日本人の今のメンタリティーとしては西暦だけに統一することも元号だけに統一することも抵抗があるようです。
気持ちの中で和洋折衷の感覚が根付いているのかもしれません。
結局自動車の運転免許証には併記することで解決を見たようです。
期限は西暦、交付日や生年月日は変わりようがないので元号というように使い分けていくことになりそうです。
新しい在留資格が出来て外国人が増えてもしばらくは元号の文化が残っていきそうです。