G20で来日したトランプ大統領が各国を訪れています。

北朝鮮との国境線沿いにある非武装地帯を訪れました。

急遽北朝鮮の金正恩と会うことになりました。

アメリカ(U.S.A)の現職大統領としてはじめて北朝鮮入りしました。

ちなみに現職でなければジミー・カーター元大統領がすでに訪朝しています。

アメリカにいる頃から金正恩から手紙が届いたと喜んでいたのと関係あるかもしれません。

ここからは推測になりますが経済制裁が厳しく北朝鮮は何とかしたくて交渉の機会を探っていたのではないでしょうか。

トランプ大統領は来日して中国の習近平国家主席とも会談して追加制裁の延期を決めています。

おそらく中国側は貿易問題でこれ以上譲歩しようにもしにくい状況にあるのでアメリカ側は追加制裁延期の条件の1つとして北朝鮮の後ろ盾として協力関係を弱めるように要求したのではないかと思います。

もちろん韓国も巻き込んでのことです。

その上で条件をつけずに板門店からはじめて北朝鮮入りをしたのではないかと思います。

大統領選を前にとても良いアピールになりますし北朝鮮側もトランプ大統領との会談が世界的に歓迎されるということは前回でわかっているはずです。

これといった成果がなくても両者にとって有益なのです。

中国との今回の首脳会談といい北朝鮮訪問といい、これと言って進展はあまりないのですが、ものすごく事が進展しているかのように見えてしまうトランプ大統領。

大統領就任当初は政治経験がないために大丈夫かと言われていました。

大統領就任後もブレーンを切りまくっています。

ただ問題となっている国との外交についてはハードネゴシエイターとしてショーマンぶりを発揮しています。