年末になってびっくりするニュースが入ってきました。

前日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏が日本を出国しレバノンにいるというニュースです。

2018年11月に逮捕され2019年4月に保釈されていました。

これから裁判をする予定でした。

外国人の場合パスポートや在留カードを持たずに生活することは難しいので保釈されたときに所持を許されたのかもしれませんが普通に空港から出国できるとは思えません。

普通の日本人でもカルロス・ゴーンを知っているぐらいですから出国手続きの際に身元確認されれば空港関係者ならほぼ出国させることはないと思います。

プライベートジェットで出国したという情報がありもしかすると出国手続きを経ずに出国したのかもしれません。

保釈の際には保釈金を納めています。

逃げれば当然没収されます。

お金持ちなのでそれほどダメージはないのかもしれませんがもともと保釈には批判がありました。

おそらく司法取引もあり日産側が捜査に協力的でゴーン氏に協力することはないだろうということで証拠隠滅をしようとしても難しい状況だという判断だったのだと思います。

ただ捜査時から勾留期間が長く人質司法などの批判があり外国人からすれば有罪にするための捜査という感じはあったのだと思います。

だとすれば逃亡の可能性も考えられますが保釈専門の弁護士がついたこともあってか保釈許可決定が出ていました。

このところ勾留や保釈絡みでの逃走という事件が相次いでいます。

外国人の保釈全体に影響が出る可能性も出てきます。