自動運転技術の実用化が進んでいます。
ホンダがレジェンドでレベル3の自動運転機能を備えた車を年内にも販売することになりました。
国土交通省から安全基準についてのお墨付きとなる型式認証を取得しています。
レベル3というのは一定の条件のもとでブレーキやアクセルなどの運転操作を任せる事が可能なレベルです。
実用化に向けては速度が時速50km以下で走行している時に限定されるようです。
主に渋滞時などの自動運転を想定しているようなのですが、これが実現すればあとは他の条件下で不具合がないように改良していくだけです。
といっても時速50km以上だと不具合が生じるということではありません。
既に相当な技術レベルに達しているものと思われます。
実用化して思わぬ事故が起きないことが確認できればどんどん条件が緩和されていくのではないでしょうか。
通信分野ではすでに5G回線が普及し始めているので、回線と車の両方が揃えば遠隔による自動運転も実現できそうです。
なにも遠方からコントロールしなくても現在高速道路でのラジオ放送があるように特定の地点からの誘導電波により自動車をコントロールするという方法も考えられます。
様々な技術が相乗効果を生みこれまでの技術が革新されていきそうです。
自動運転はレベル5までありますが、あとは時間の問題のような気がします。
より高度な自動運転が実現すればブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故だけでなくすべての事故が減る可能性も出てきます。
自動運転技術により車がより安全な乗り物になることに期待したいと思います。
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「第3の波」