東京都に特別措置法に基づくまん延防止等重点措置が適用され、3度目の緊急事態宣言が出されています。
東京都は飲食店に時短や酒類提供の自粛を呼びかけるなど感染拡大防止のための要請を行っています。
4月28日の時点で時短要請に応じない94店に対して、再度要請を行いました。
これに従わない場合命令を出し、違反すれば過料が課されることになります。
飲食店に酒類の提供の自粛を呼びかけた際に現代の禁酒法だなどと批判する意見が出ていました。
少し大袈裟だなと思いましたが、東京都では現在コンビニなどに酒類の提供を控えるよう要請しています。
ここまでくると大袈裟とは言えなくなり、行き過ぎな気がします。
コンビニでお酒を買っても外で飲むとは限らないからです。
もちろんこれを承知で要請しているのだと思います。
強制力がないので問題ないということなのかもしれませんが、お店側の営業の自由や客側の飲酒の自由を制約していると言えなくもありません。
今現在少し行き過ぎがあっても感染者数を抑え込まなければならないほど医療現場が逼迫しているのだと思います。
緊急事態宣言への慣れが出てきてしまっていることや新型コロナウィルスの変異株が広がっていることなど、感染者数が増える要素が出てきてしまっています。
今のところ一番効果があるのは個人がなるべく外出を控え、感染しないような行動を取ることです。
飲食店でクラスターが発生し、対策はしていたのにと意外であるかのようなコメントを出している店主がいましたが、人が集まっていることに対して感染を防ぐ対策というのは非常に難しいことです。
病院並みの対策をしなければならないからです。
仮にできたとしても病院並みの対策をした状態で食事なり飲酒することが楽しいとは思えません。