今日はあまり良くないニュースです。

帝国データバンクの調べでは新型コロナウィルス関連の倒産件数が増加傾向にあります。

件数としては飲食店が最も多く、次いで建設業となっています。

3番目がホテル、旅館といった宿泊施設です。

宿泊業よりも建設業の方が件数が多いのが意外ですが、報道では飲食店での新規開店や改装の工事が減っているからではないかと分析していました。

しかし他の原因を指摘する声もあります。

例えば協力金、補助金や助成金などにお金が回ってしまって公共工事が減っているのではないかという意見もあります。

もし飲食業の景気が悪く工事が減っているのなら、飲食店舗の閉店による原状回復の工事は増えそうな気もします。

ただし壊す系の業者と作る系の業者は同じ建設業でもプラスマイナスの差し引きでは捉えられていないのかもしれません。

それに協力金などにお金が回っていて、十分な財源が確保できているなら協力金などもスムーズに支払われそうな気もしますが、だいぶ前の協力金が支払われていないという飲食業の人もいます。

コロナにかかってしまうのも大変な状態になりますが、コロナにかかっていなくてもお金を稼ぐことが大変な局面になってきてしまっています。

飲食業にしても建設業にしても、一旦プレイヤーが減った分コロナが収束した後は顧客増、受注増になりそうですが、人口が減っている分過当競争による淘汰が早まっただけという結果にはなってほしくないと思います。

何より退職や廃業に追い込まれた人がリスタートを切れるよう、お金やアイデアを出していく必要があるのだと思います。