東京オリンピックが開催されています。
東京オリンピックの開会式でドローンによるパフォーマンスが行われました。
LEDを点灯させたドローンを飛行させることにより、立体的に地球を表現するなど空中でのショーを繰り広げました。
このパフォーマンスではCPUで有名なIntel社(インテル)の「Shooting Star」というシステムを使っています。
1824台のドローンが1人で制御できてしまうシステムです。
オリンピックで使われるのは今回がはじめてではなく、平昌オリンピックでも使われています。
機体はプログラムで制御しますが、動かしたい動きをプログラムすれば、具体的な軌道はドローン同士や障害物と衝突しないようにプログラムが自動で生成します。
その意味では操縦と言っても自動運転に近いわけです。
オリンピックで使用された機体はPremiumドローンで標準仕様だと約11分の飛行が可能です。
秒速11メートルぐらいまでの風なら耐えられる仕様なので、強風が吹かない限りはパフォーマンスが可能だということになります。
東京オリンピック開会式でのパフォーマンスは約4分30秒ほどだそうです。
このぐらいなら飽きずに見られそうなので、バッテリー駆動時間を考えるとパフォーマンスとしてはちょうどよい時間飛行できる性能を備えていると言えそうです。
かなり多くの機体を制御できるので、どのようなパフォーマンスをさせるかはアイデア次第ということになります。
ただしお金もそれなりにかかります。
今回のパフォーマンスだと1億かかっていても不思議はないくらいのお金がかかるようです。