ドローンが様々な分野で活用されています。

このブログでも何度か取り上げています。

今回ご紹介するのは身近で起こりそうでありながら、日本ではあまり利用されていない方法です。

どのようなことに利用されているかというと、スズメバチの巣の駆除です。

中国での利用法なのですが、ドローンに火炎放射器を装着し、上空で火炎放射器を放射しスズメバチの巣を駆除するというものです。

周りに延焼するものがない所では有効な方法かもしれません。

ただし日本の場合、家屋など周りに建築物が密集していることが多いので、蜂の巣自体には有効でも、巣を駆除しようとして火事や山火事を起こしかねません。

ですので一般の方がドローンの許可だけ取って、独自にこのような方法で巣を駆除することはやめましょう。

実際日本ではドローンではなく、殺虫スプレーにライターで火をつけて火炎放射器状態にして蜂の巣を駆除しようとして、火事を起こしてしまったという例があります。

蜂の巣は別の方法か専門家などに相談して駆除するようにしましょう。

ちなみに中国でも民間人が独自の行っているのではなく、消防などが協力してこの方法で巣を駆除を行ったようです。

日本では、消防法や条例との関係で、昔はよく見られた焚き火なども殆ど見られなくなりました。

有害物質が出ることから学校から焼却炉なども消えています。

物を燃やすという機会が減っているだけに、火を燃やすということに不慣れな人が増えていると思います。

たまに火を取り扱う時には、火事を出さないように注意しましょう。