今年は寅年です。
漫画が原作で、アニメにもなったタイガーマスクの主人公、伊達直人を名乗る人が、児童養護施設の子供にランドセルを寄付しています。
ランドセルを贈るタイガーマスク運動として全国に広がり始めたのも12年前の寅年です。
度々ニュースなどでも取り上げられているので記憶している人も多いのではないでしょうか。
その後、この人は群馬県の前橋市に住む男性であることがわかりました。
この男性がテレビ番組で支援活動について語った番組を観たことをきっかけに、寄付をする人が出てきました。
これまでも似たような活動を別にする人もいました。
当然、同じように寄付をする人もいるだろうと思うのですが、今回の寄付はちょっと変わっています。
寄付の先が、この伊達直人を名乗る男性なのです。
児童養護施設などにランドセルを寄付する男性に前橋市に住む女性から30万円が寄付されたのです。
つまり寄付する人に寄付がされたのです。
番組で伊達直人氏の活動を知った女性はテレビ局を訪れ、現金を手渡したそうです。
これに伊達直人氏も善意がつながってうれしいとコメントしています。
今年の春もランドセルをもらえる子供が増えそうです。
子供がいる家庭はご存知だとは思いますが、ランドセルはしっかり作られている分、値段は結構な値段なので、家計には相当痛いです。
親ごさんに買ってもらえない子供が自分でなんとかできるものでもありません。
これ以外にも、必要なところに必要なものが行き渡る仕組みを考える必要があるのかもしれません。