お正月にはおせち料理を食べます。

おせち料理には1年の無病息災や方策の願いを込めた意味もあるようです。

普段料理をしている主婦(夫)を料理から開放するという意味もあるようです。

料理では技術や味も重要ですが、食べる人の状態をどれだけイメージできるかという想像力も大切になります。

ツイートで話題になっているのが京都のラーメン屋魁力屋さんです。

神奈川県の店舗での話だそうですが、小さな子供連れの夫婦に時間差を設けてラーメンを茹でる必要があるかどうかを確認した対応が話題になっています。

確かに、冷めたラーメンでは、美味しさを味わうことはできません。

しかし、子供そっちのけでラーメンをすするというのも、違う気がします。

片方の親が抱っこしている間に、もう片方が食べられれば、うまく治まります。

この夫婦は、2人共温かいラーメンを食べられて、お店のファンになったとツイートしていました。

料理を作る人も、接客する人も、想像力が試されるのだと思います。

残念ながら、標準とも言えない接客を受ける機会も増えています。

このようなプロの接客の話題にホッとする部分もあります。

一方親の方は、外食で家とは違った環境で、子供にマナーを教えるよい機会です。

大きな声で騒いだり、走り回ったりしては駄目な場所があるのだということを教えるには、そのような場所に連れて行くのが一番です。

社会性を身につけ、どのような職業に就くにしても、いずれは想像力のある大人になってほしいものです。