大阪の淀川河口付近にクジラが迷い込んで、話題になっています。
なぜ川に上ってきたかは不明です。
ただ、道頓堀川でもあまり見られなくなったニホンウナギの棲息が確認されるなど、海に異変があるのではないかと思います。
うなぎを増えることは歓迎なのですが、クジラはなんとかしてあげたい気がします。
大きな生き物であるため、ロープなどをかけて曳航するというのは難しいようです。
かなり知能の高いイルカやクジラが岸に打ち上げられることもあり、どうしてこのようなことが起こるのか原因はよくわかっていません。
最近の海の状態を考えると、海水温の上昇が関係しているのかもしれません。
クジラやイルカは音でコミュニケーションを取っているとも言われています。
犬や猫などの翻訳アプリの開発がされているので、イルカやクジラなどを誘導する音を特定することも可能なのではないでしょうか。
そのような音を使って、海の方に誘導するということも将来的には可能な気がします。
今回、クジラのコミュニケーション方法について調べてみたら、いろいろなことがわかりました。
まずマッコウクジラがコミュニケーションに使うクリック音は、動物では最大のもので、人間の鼓膜が破れる程の音が出るようです。
音の圧力が高いため、周りの水温が少し上昇するぐらいの威力があるのだそうです。
800kmぐらい先にも届くのだそうですが、そうだとすると、なぜ今回迷い込んだクジラが、他のクジラのクリック音が聞こえる方に動かないのかが不思議です。
無事、海に帰ってほしいものです。