先月でサービスの提供が終了したものがあります。

PHSです。

ピッチなどと呼ばれていました。

若い人で分からない人もいるかも知れませんが、スマホ(携帯)のようなものです。

端末の大きさの問題ではないのですが、小さいので馴染みのある人なら、端末を見てほぼ見当がつきました。

既にサービス終了しているところが多かったのですが、先月末で主要なキャリアでの取り扱いはなくなりました。

一部法人でのデータ通信などで利用されているものが残っているだけの状態でした。

脳に影響があるなどという情報もありましたが、通話用がほとんど使用されなくなってから病院で使われているのを見てギョッとしたことがあります。

頻繁に使うため料金を節約しているのかと思いましたが、別の理由があったようです。

通信料金を考えてということもあったのかもしれませんが、使用している電波の周波数が、医療機器と干渉しにくいため病院などで利用されることが多かったのです。

病院内では様々な医療機器が使用されているため、電波の干渉により誤作動しては困るため、使用する端末にも気を遣わなければならないのです。

キャリアでのサービス終了後、今後も病院の構内で使用される構内PHSは利用継続される可能性があります。

独自の通信網を構築しているものだからです。

外線にかけない、いわば病院内だけのトランシーバーのような役割です。

そのため病院内でPHSの端末を使っているのを見かけても、この記事が誤報というわけではありません。