地方選挙が行われました。
市議会議員や市長を選ぶ選挙です。
東京都の特別区では区議会議員や区長になります。
選挙の詳細はおいおいわかってくると思いますが、投票率は低調なようです。
選挙権が18歳に引き下げられ、投票できる人は多くなっているはずですが、選挙への関心は高くはないようです。
私も投票に行ってきましたが、会場はお年寄りの方が多かったように思います。
老人になると医療や福祉などを重視してくれる人に投票しようという気になるのではないでしょうか。
反対に若い人は医療や福祉とはあまり縁がないため、政策によって生活が変わってくるという実感があまり無いのだと思います。
「地方自治は民主主義の学校」と言われるように、国政レベルでの問題を考えるきっかけにもなるものです。
若い人にも、身近な問題から考え、国レベルでの政治の問題へと関心を広げてほしいと思います。
新しい政策を行うには、通常新しい法律が必要になります。
これが国政レベルでの政治の問題です。
地方自治では法律ではなく、地方議会で条例が制定されることになります。
条例よりも法律、法律よりも憲法が上位規範となりますが、必ずしも下位規範の方が効力が弱いとは限りません。
地方の実情を重視しなければならない問題については、条例が法律よりも優先的に適用されることもありうるのです。
地方から変わっていく政治問題もあるのです。
諦めたら、そこで試合終了は、スラムダンクの世界だけではなく、政治の世界にもあてはまるのです。