現在、性犯罪に対する刑法の改正作業が進んでいます。

時効期間をを延ばしたり、同意のない性交を処罰することなどが検討されています。

インターネットなどの普及により情報が伝わりやすくなっているためか、性犯罪も多様化し、薬物を使うなど手口も巧妙化してきています。

最近、その手の薬物を検出するためのキットなども開発されましたが、これで犯罪の数が減るかどうかはわかりません。

もう1つ性犯罪で増えているのが盗撮です。

スマートフォンの普及が悪い方に働いてしまっている事例です。

スマートフォンや小型カメラによって盗撮する事件が増えています。

犯罪被害者支援を行っている弁護士団体が、撮影罪の創設を求める要望書を法務大臣に提出しました。

意外だったのが、その席に、航空会社の労働団体が同席していたことです。

飛行機内でCAをしている人が盗撮に合うということは想定できるのですが、労働組合を挙げて取り組まなければならない程、数が多いとは思っていませんでした。

現在犯罪を摘発するため、通信を傍受できるようになってきています。

ここまで盗撮の数が増えると、撮影を傍受できるシステムの開発の必要性すら感じてしまいます。

ただ、カメラは犯罪の手段だけでなく、犯罪摘発の証拠をつかむためにも使えるものなので使い方次第なのですが。

現在も迷惑防止条例などで処罰されていますので、野放しというわけではありません。

被害者のある犯罪ですので、処罰されるされないに関わらず違法ですので止めましょう。